IT技術が進化するなかで、人々の日常や住宅の質を向上させる活用化も進んでいます。賃貸物件を探したり不動産投資したりする場合、ITを取り入れた住宅を検討する人も多いことでしょう。そこで今回は、物件を充実させ住みやすくするために、取り入れてみたいIT技術や活用方法について100人の男女にアンケートを実施しました。
VRやAIで物件探しがスムーズに!
アンケートの結果、VR・AI・ドローンなどを取り入れたいという意見が多く見られました。
・VRを使って、家でも気軽にいろんな部屋を見られるようになればいいと思います。(10代/男性/学生)
・物件の中を実際に歩いているかのようにコンピューターの画面で見ることができるようになればいいと思います。たくさんの物件を見て、候補をしぼってから実際に見学に行くことができれば、時間をかなり節約することができます。(40代/男性/個人事業主)
・ドローンを使った物件周辺の動画を掲載して、ネット上で住居周辺の状況も把握できるようになったら便利だと思います。(20代/女性/正社員)
・AIを使った接客。希望がたくさんあった場合、なかなか伝えづらかったりするがAIなら遠慮なくたくさん聞けるから(30代/女性/専業主婦(主夫))
・住みたいエリアと仕事場を入力すれば、通勤・通学・買い物・病院などを選んで最適な物件を紹介してくれるアプリが欲しい。地図上では離れていても、交通の便が良い場所や近くても乗り換えなどで不便なところもあるので。自動的に判断できるシステムがあれば物件探しの参考になるかと(40代/男性/個人事業主)
・IT化するのであれば、セキュリティー対策を強化してほしいと思います。ストーカー被害が年々増加しているので、その一助になればと思います。(20代/男性/派遣社員)
VRやドローンを使えば、自宅にいながらにして物件の情報を詳しくチェックすることができます。物件探しの時間短縮につながるだけでなく、複数の物件を比較して選べるのも大きなメリットといえるでしょう。また、AIロボットやアプリの活用によって接客にかかるコストを省き、利用者もニーズに合った物件を選びやすくなります。利用者のニーズに合わせて不動産のスタイルを変えたり防犯面を強化したりと、IT化によって得られるメリットは大きいのではないでしょうか。
IT化で物件を楽しくリサーチ!
物件を探すとなると、不動産会社から紹介してもらって内覧を済ませて選ぶのが一般的ですが、AIロボットやアプリを利用することによって、希望の条件を伝えたり物件をしぼり込んだりといった手間を省くことができたら素晴らしいですね。また、周辺エリアの情報を把握するためにVRやドローンを取り入れれば、自宅にいながらにして雰囲気をつかむこともできるでしょう。たくさんの物件を気軽にチェックできるようになれば、お気に入りの住まいをスピーディーに見つけることができるかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年05月02日~2018年05月16日
■有効回答数:100サンプル