家賃は、生活費の中でも大きな金額を占めるものです。賃貸物件を借りるときには、できるだけ家賃が安くて条件の良い掘り出し物件を探したくなる方が多いと思います。多くの人は、堀り出し物件を見つけるコツがあれば知りたいと感じるのではないでしょうか。そこで今回は、家賃が安くて堀り出し物の物件を探すテクニックについてアンケートを取ってみました。
タイミングに伝手(つて)!そのほかにも?
アンケートの結果、物件に空きが出やすい時期を選ぶことに次いで、伝手を頼ること、条件を緩和することなどの回答がありました。
・人気物件に退去が出やすいので、転勤や就職が決まる1月から2月の間に探します。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・個人的な伝手をたどって、管理会社などを通していない、大家さんが直接貸している物件を探します。(40代/女性/個人事業主)
・不動産屋さんの信頼を得る事です。これは本当に大きなポイントで、信頼できるお客だと思ってもらえると自分の希望に沿った物件を親身になって調べてくれます。(40代/女性/無職)
・築年数が経っていてもいいので自分の希望に合う物件がないか不動産業者に聞いてみる。築年数が浅いものが好まれるので、何も言わないとそういう物件しか見せてくれない。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・事故物件の内容を調べて、大きな問題でなければ安く借りるのも一つの方法かな?あとは、100メートル駅まで遠くなると随分安くなる場合があります。(50代/男性/正社員)
・騒音が気にならない人は、近くに電車や公園があるところを選べばいいと思います。(10代/男性/学生)
物件に空きが出やすい春先にタイミングを合わせるという声が多くみられました。春は新生活が始まるシーズンなので、その前から準備を進めるとタイミングが合いそうです。また、物件を探している地域に知り合いがいれば、伝手を利用するのも良いでしょう。知人をたどるうちに思わぬ良い物件を紹介してもらえるかもしれません。地元の不動産業者と信頼関係を築くのも効果がありそうです。さらに、駅からの距離や築年数、騒音や事故物件など、ゆずれないことと妥協してもいいことを整理しておくのも大切なポイントです。物件の条件を少し緩めると、該当する数もふえてきます。これを一つひとつ吟味していくと、自分に合った物件に出会える可能性も高まりそうです。
どんな家に住みたい?優先順位を決めて効率よく探すのが大切!
掘り出し物件は、人気のある物件とも言い換えられます。そのため、住んでいる人がその物件を手放すのは、転勤や就職などやむを得ない事情があるときと考えられます。タイミングよく物件を見つけるためには、時期を選んで早めに行動すると良さそうですね。あわせて、知り合いに賃貸物件を探していることを伝えておいたり、地元の不動産業者と親しくなったりすると、掘り出し物件が出たときにすぐ知らせてもらえるかもしれません。また、住まいの満足度は価値観やライフスタイルに左右されるため、理想的な物件もそれぞれ異なります。優先順位をしっかり決めて物件選びをすれば、総合的に納得できる物件が見つかることでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年05月02日~2018年05月16日
■有効回答数:100サンプル