手堅い資産の運用方法として、不動産投資には根強い人気があります。目をつけた物件を出来るだけ安く購入することも、投資家にとっては大きな課題の一つですよね。そこで今回は、皆さんが不動産を購入するときに行っている、おすすめの値下げの方法やそのテクニックの効果などについて教えてもらいたいと考え、全国の男女100人にアンケート調査を実施してみました。
物件の欠点を指摘!それを理由に値下げ交渉するのがオススメ!
今回のアンケートでは、不動産の欠点を指摘して値下げしてもらうというコメントが一番多く集まりました。その次に、他にも候補の物件があることをほのめかすというテクニックが挙げられています。
・不動産を値下げするには、不動産の欠点を指摘するのが一番です。つまり安くせざるを得ない理由を相手に納得させる事が大切です。(40代/男性/個人事業主)
・他にも候補に挙がっている不動産があることをちらつかせます。競合する不動産があることを知れば、値下げ交渉にも応じてくれそうだから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・ローンを組まずに、即金で全額支払いを提案すると、結構おいしい提案をしてくることがある。(40代/男性/個人事業主)
・決算期を狙うことです。成績を左右するので、交渉も上手くいきやすいと思います。(30代/男性/派遣社員)
・正直に相手の言い値で購入して、その代わりにハウスクリーニング代やリフォーム代を負担してもらったり置いておく家具をもらったりしたほうが結果的に安くついたし相手の気分もいいしWINWINな取引ができたとおもいました。(40代/女性/パート・アルバイト)
コメントによると、物件の立地条件や築年数などのマイナスポイントを挙げ、値下げを回避出来ない状況に持っていくことが有効手段だと考える回答者が目立ちました。他にも候補があることをほのめかしたり、現金一括払いを提案するというテクニックも、値下げに応じてもらえるおすすめの方法のようですね。少数意見としては、業者が売上成績を意識する決算期を狙ったり、相手の言い値に応じる代わりにリフォーム代などを負担してもらうという意見もありました。今回のアンケートで集められたテクニックを上手に組み合わせて値下げ交渉を行えば、ターゲットの投資物件を安く購入することも、決して夢ではなさそうです。
不動産投資を成功させるためのファーストステップ?
今回のアンケートの結果によると、物件のマイナスポイントを指摘して、その欠点に対して値段を下げてもらうのがおすすめだとする回答者が目立ちました。その際には立地条件や築年数など、具体的なポイントを挙げることも重要なようです。また、考慮中の物件が他にもあることを示唆したり、現金の即決払いで物件を購入するのも、値下げに応じてもらうための有効なテクニックとのこと。値引き交渉が成功して物件を安く購入することが出来れば、初期費用を抑えることも可能になり、不動産投資がより一層身近なものになりそうです。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年03月30日~2018年04月13日
■有効回答数:100サンプル