今よりも豊かな生活をしたい、いざという時の出費に備えて貯えをふやしておきたい、人が投資を始める理由は様々です。しかし投資は確実に利益を出せるものではないため、当然ですが成功する人もいれば失敗する人もいます。失敗は成功の母という言葉がありますが、投資を失敗した原因について考えているかを調査してみました。
大半の人が失敗の原因を考えている
調査の結果、失敗の原因を考えていると答えた人が大半を占める結果となりました。
・少額投資をしていました。目先の値上りや値下がりに気を取られ利益を得ることができなかった。(40代/女性/正社員)
・失敗する理由は情報を精査せずに表明的な情報を信用してしまうことだと思います。精査して投資すれば間違いはありません。(40代/男性/個人事業主)
・基本的に知識量が少ないから失敗をすると思っている、何をするにしても知らない人より知っている人の方が失敗することが少ない。
その為、学ぶことを辞めないようにしている。(20代/男性/無職)
・投資の失敗の原因は、相応の利益では満足せずに最大限の利益を短期間に求めようとするリスクが高い運用が失敗の原因だと思う。不動産、証券、金、元本保証の預金などの現金を合わせ、それぞれ長期のポートフォリオを形成して投資をする事を考えている。(60代/男性/派遣社員)
・まだ大丈夫だと思わないことや、早めに見切りを付けていかに損切りできるかも大事だと思う(30代/男性/正社員)
失敗の原因について、知識不足や目先の利益に固執することであると答えた人が多い結果となりました。何をするにしても知識はあるに越したことがないものですが、利益のコントロールについては知識よりも自制心が大きく働く部分となるため、それをどのようにして身に付けていくかが今後の成功を左右するといっていいでしょう。
失敗の原因を考えない理由とは?
考えていると答えた人と比べると少ないながらも、25%の人が失敗の原因を考えていないことがわかりました。
・資産形成法の実施を成功させるのは、その道のプロでも難しいので。(40代/男性/正社員)
・失敗の原因がわかればみんな成功するから苦労しないですね。考えてないというか予測できないものだと思います。(20代/女性/パート・アルバイト)
・諦めたときが失敗の時であって続ければいいだけのことです個人意見ですが(20代/男性/公務員)
・失敗の原因は、いろいろあるでしょうが、情報不足や運のなさではないでしょうか。(50代/女性/個人事業主)
・とりあえず資産を形成出来るだけのものがないので、何から始めたらいいのかがよくわからない。(40代/男性/無職)
失敗の原因を考えていないという人の回答には、予測できない、何から始めればいいのかわからないという主に知識不足が原因と思われる回答の他、諦めずに続ける、運のなさなどを挙げる意見も見受けられました。原因を追究せずに続ける投資は単なる運任せと変わらないため、このスタンスで続けていく限り、投資で成功を収めるのは難しいでしょう。
値動きの激しい投資法より不動産投資がおすすめ
投資には株やFXなど、様々な種類があります。今回の調査は特定の投資に対しての調査ではありませんが、投資に失敗する原因を浮き彫りにする一助にはなったのではないでしょうか。挙げられた失敗の原因の中で知識は身に付けることで改善ができますが、利益のコントロールは経験をより必要とすることでしょう。そのような経験を得るためには、株やFXなどの値動きの激しい投資よりも家賃収入などで利益の計算がしやすい不動産投資がおすすめです。これまでの失敗の経験を活かして、これからの成功を目指してみてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年03月30日~2018年04月13日
■有効回答数:100サンプル