不動産投資は、専門知識がなくても気軽にできるため副業として始める人がふえています。とはいえ、実際に不動産投資を始めるとなると、空室が出て収入が安定しないのではないかと気になる人も少なくありません。そこで、物件の空室をなくすために自分でできることはどんなことがあるのか、アンケートを実施してみました。ここでは、実際に寄せられた興味深い意見をご紹介していきます。
空室を埋めたい!リーズナブルで安心して住める物件を目指そう
アンケートの結果、賃料の値下げやリノベーションなど利用者が喜ぶ取り組みをしたいという声が多く寄せられました。
・他のアパートにはないサービスを提供すること。例えば、一度ニュースにも取り上げられていましたが格安で食事ができる食堂を設けるとか。”ただ住む場所”ではなくてプラス何かを加えることを考えます。(30代/女性/パート・アルバイト)
・リノベーションをして外観も内装もきれいにした上で、家賃を相場より下げます。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・初期費用を下げるために備え付けの電化製品や家具を用意し、PCをすぐに使える環境を用意する。(30代/男性/個人事業主)
・今ならお得キャンペーンということで、最初の1ヶ月分の家賃を無料にする。(40代/女性/個人事業主)
・SNSを使って宣伝をする。内覧動画をアップしてモデルルーム風の写真をアップすれば、多少の宣伝効果にはなると思う。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・内見する人が目に見えないオーナーの人がどんな人なのか、わかるようなアイデアを考えてみたいと思います。以前テレビで付箋をつかってアピールポイントをペタペタ貼っている物件を見たことがあるので、これはいいなと思いました。(30代/男性/経営者)
満室を目指すなら利用者のニーズに注目した取り組みがポイント
副収入を得るために不動産投資を始める人もいますが、空室が目立ってしまっては収入を得ることは難しくなってしまいます。コンスタントに不動産投資で収入を得るためには、空室を埋めるための工夫や取り組みが大切です。借りる人の気持ちになってニーズに合った物件を目指しましょう。賃料を下げたりキャンペーンを実施するなどリーズナブルに住めることはもちろん、快適に安心して暮らせる環境を整えることも大切だといえるでしょう。家具の備え付けやオーナーとの関係性にも注目しながら、満室を目指してみてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年03月02日~2018年03月16日
■有効回答数:100サンプル