不動産投資を考える際は、入居者が物件に何を求めているか知ることが大切です。そして、入居者・購入者は大きく分けて、店舗やオフィスなどの商用と、住居として利用する人に分かれます。アパートやマンション、戸建て住宅の投資を考えている人にとって、人々がマイホームに希望する条件は何か、気になるのではないでしょうか。そこで今回は、全国の子どもを持つ方100人を対象に、理想のマイホームについてアンケートを取ってみました。
家族円満で子どもが健やかに育つ家が理想!そのために必要なのは?
アンケートの結果、家族が交流しやすい間取りや設備を希望する傾向が見られました。
・リビングの中に階段があって1階と2階を行き来できる家に憧れる。皆が集まる場所を必ず通るので、行動を把握しやすいと思うから。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・子ども部屋が確保できていて、陽当たりが良いこと。ダイニングから子ども部屋への階段がある。
・マンションだと階下への音の問題などがあるので、やはり一戸建てである程度の大きさの庭があるといいなと思います。(50代/女性/個人事業主)
・ある程度の広さがあり、庭が欲しいです。植物を育てて、小さいうちから一緒に育てたい。ペットも飼って家族で可愛がりたいです。(50代/女性/専業主婦(主夫))
・自然豊かな地域で、防犯上安全であること。大人の目の届く範囲で子どもが生活出来ること。(40代/女性/パート・アルバイト)
・理想は一戸建てで庭があって駐車場がある事です。会社から近く、子どもの学校も近いといいです。後は商業施設が近くにあるといいです。(40代/男性/正社員)
・子どもが家に帰って来た時に自分たちの前を通る動線の家が良いです。(50代/男性/正社員)
・子ども部屋とともに、夫婦の部屋も確保できること。互いに自立できます。(50代/女性/個人事業主)
・子どもの成長に合わせて、フレキシブルな間取りが可能なマイホームが理想です。(50代/女性/個人事業主)
家族で住む家を考える場合、子どもの健やかな成長を重視する人が多いようです。そのため、広々とした庭付き一戸建てを理想の我が家として挙げた回答が多く見られました。また、子どもにプライベート空間を与えたいと考える一方で、子どもの様子を観察しやすい間取りでないと心配だという気持ちを持つ人も少なくありません。さらに、子どもの成長など家族構成の変化も視野に入れて、長期的に使いやすい間取りやバリアフリーを取り入れたい意向も複数出ていました。
入居者の夢を叶える物件を提供するのが不動産投資成功への鍵!
今回の調査では、不動産経営におけるメインターゲット顧客となりそうな「子どもを持つ層」を対象に、理想のマイホームについて聞いてみました。やはり、子どもがいる人はマイホームを考える場合にも子どもを最優先とするようです。また、子どもを含む家族みんなが仲良く交流しながら暮らせる家を夢見て様々な条件を挙げていることが、回答の内容からうかがえました。住居の不動産投資を行う場合は、このような条件をできるだけ満たすような物件選びやリフォームを行うことが大切と言えるでしょう。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2018年02月02日~2018年02月16日
■有効回答数:100サンプル