不動産投資に付き物なのがリフォームです。特に賃貸物件の運営では借り手退去時のリフォームが欠かせません。民法改正における敷金返還の義務化によって、今後は敷金をリフォーム代に充てることができなくなります。コスト削減のためには、自分で出来る改装は自分で行うDIY(Do It Yourself)が有効です。
そこで今回は、DIYに興味があるかどうかについて調査を行いました。
【質問】
DIYに興味はありますか?
【回答数】
はい:73
いいえ:27
おしゃれでエコ!DIYを楽しむ人が増えている?
アンケートの結果、実に7割を超える人がDIYに興味がある事が明らかになりました。
DIY用の商品が豊富に出回るようになったことでDIYを身近に感じている人が増えているようですね。コストを抑えられるメリットがあることや、「ものづくり」そのものが好きな人が多いという要因が反映されたものと考えられます。物を再利用して大切に使おうという意識も見られますね。
これまでDIYの経験がなかった場合でも、機会があればやってみたいという関心の高さが伺えます。
一番のネックは不器用だから?そもそもDIYを知らない人も
アンケートの結果、3割弱の人が興味がないという結果になりました。
不器用だからという理由で、DIYにハードルの高さを感じている人が少なくないようですね。
「やってみたい」という好奇心はあるものの、不器用さがネックになって「出来ないに違いない」と考える場合もあるようです。道具を揃えるより製品を購入する方が安いという意見も見られました。
ものづくりが苦手な人では作る楽しみを味わうのが難しく、完成品を選ぶ楽しさや手軽さを重視する傾向が見られます。
DIYを活用して不動産投資にチャレンジしよう!
賃貸物件のリフォームでは、壁紙や床の張り替えによって、却ってコンセントなどの備品の汚れが目立つことが少なくありません。こうした備品交換は、やってみると意外と簡単にDIYが可能で、新品に変えることでお部屋の印象は格段にアップします。
空き家が社会問題になる中、中古物件を買取って自分でリフォームを行い、賃貸にする人が増えてきています。業者に任せるよりもコストを抑えられ、ものづくりを楽しむことができて一石二鳥です。不動産運営や不動産投資に、賢くDIYを取り入れてみてはいかがでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年08月02日~2017年08月16日
■有効回答数:100サンプル