相続税法が改正され、相続税がかかる人の割合が増加したため、相続税対策として不動産投資に興味を持っているという人も増えています。相続税対策は必要なくても、投資をして老後のための資産を増やしたいと考える人もいます。
投資を始めてみたいと思っている人はたくさんいますが、実際には不安があって手をつけられないという人が多くを占めるようです。
一体どのような不安が投資を始める時の妨げになっているのでしょうか?今回のアンケートでは、投資をする時に何が一番心配になるのかについて、調査を行いました。
【質問】
もし、あなたが投資をするならば、何が一番心配ですか。
【回答数】
損しないか:60
騙されないか:11
投資に関する知識をつけられるか:10
続けられるか:5
投資先をきちんと選べるか:9
その他:5
投資の目的を考えると当然?一番不安なのは損をすること!
アンケートの結果、なんと6割の人が損をしてしまうことに不安を感じていることがわかりました。
回答者の意見を見ると、テレビや噂などで情報を得たのをキッカケに、投資は失敗する可能性が高いというイメージを持ってしまったことがうかがえます。
また、投資の失敗が原因で生活ができなくなるといった将来への不安も抱えているようです。
詐欺関連のニュースの影響か?騙されるのはやはり恐い!
アンケートの結果、2番目に多い回答は悪質な業者や詐欺などに騙されないかどうかが不安だというものでした。
詐欺に遭いたくない、騙されたくないという理由の根本は損をしたくないからというもの。投資の知識がないために簡単に騙されるのではないかと不安に思っている様子がうかがえます。
また、投資の企業に対してあまり良い印象を持っていないことも分かります。ただ、投資にはリスクがあるということについては、理解している人もいるようです。
投資には知識も必要!勉強が続くかどうかが成否のカギを握る?
アンケートの結果、3番目に多いのは知識をきちんと身につけられるかどうかが不安だという回答になりました。
投資は難しい、知識が必要と考えている人が多いということがわかりました。投資をやりながら同時に知識を増やしていこうとするケースでは、勉強が続くかどうかがわからないと不安を感じてしまう傾向があります。
興味や関心はあっても、ある程度の知識を身につけるまでは手を出したくないと慎重になる人が多いようです。
投資先選びが重要になる!その選択が難しい?
アンケートの結果、4番目に多いのは投資先をきちんと選べるかどうかということに不安を感じているというものでした。
アンケート結果を見ていると、利益を出すことも重要だが、自分が応援したい企業に投資をしたいと考えている人もいるということがわかります。
投資をする人の目的はさまざまであり、中には利益優先ではなく、社会の役に立つ事業を行っている企業を応援したいので、そのような企業を見極めたいという考えから、情報収集が難しいと考えている人もいるようです。
不動産投資では情報収集が大切になる!
アンケート結果では、1位の「損をしたくない」という意見が回答した人のおよそ6割を占めるという結果になりました。不動産投資は比較的安定した投資であると言われているものの、資産を減らしてしまうリスクも存在するので、その点が投資を始める上でのネックとなりそうですね。
しかし、情報収集をしっかりとして、優良な物件を選ぶことに成功すれば、このアンケート結果で紹介されている不安点の多くは解消することができます。また、専門家に相談をすることで、不安の解消につながることもあるかもしれません。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年05月15日~2017年05月29日
■有効回答数:100サンプル