日本では、4月から新年度が始まるとのイメージがあります。学校や役所はもちろん、4月に年度が切り替わる企業も多いのではないでしょうか。そのときに思い描くのが昇給!4月に給料が上がるところも少なくないようですが、月々の生活費に影響するだけに、いくら上がるのか気になるところです。しかし、事業目標の達成度や業績によっては給料アップが厳しいかもしれませんね。
そこで、4月からの昇給が期待できるかどうかについて、給与所得者100人を対象にアンケート調査を実施しました。
【質問】
4月から給料が上がりそうですか?
【回答数】
下がりそう:13
現状維持:48
上がりそう:27
わからない:12
約半数の人は現状維持!勤務先の事情などいろいろな背景が
アンケートの結果、「現状維持」と答えた人が最も多く、全体の約半数に達することがわかりました。
勤務先の経営状態が原因で昇給が望めない人がいるようです。入社間もない場合は昇給を期待しないほうがよいかもしれません。雇用形態によっては、現状維持が精一杯のところもあるとわかりました。担当者から明言されたとの体験談も挙げられています。
このように、勤務先の事情によるケース、個人の事情によるケースなど、給料が横ばいになる理由にはいろいろな背景があると言えるようですね。
給料が上がりそう!定期昇給や仕事での高評価が反映
アンケートの結果、「上がりそう」と答えた人が二番目に多いことがわかりました。
昇給を期待している人の勤務先では、年功序列のところや定期昇給があるなどの共通点がみられました。仕事での高評価が昇給につながるケースもあるようです。いくら昇給するのかは勤め先にもよりますが、感謝する気持ちに温度差もうかがえました。税金が増えることも考える必要があるかもしれません。
給料アップを確信する人からは、昇給が楽しみという雰囲気が感じられますが、手放しで喜べる人ばかりではないようですね。
今よりも給料が下がりそう!経営実態や残業代などが関係
アンケートの結果、「下がりそう」と答えた人が三番目に多いことがわかりました。
給料が下がる理由として、会社側の事情が大きいようです。経営者から経営の実態を聞かされ人や、残業代が充てられない人もいることがわかりました。転職先によっては給料が下がる可能性もありますよね。給料が下がると死活問題にもなりますが、承諾せざるを得なかったとの声がある一方で、大きな不満を抱くとのコメントも寄せられています。
家族構成や住宅事情は人それぞれですが、厳しい生活を強いられる人も出てくるのではないでしょうか。
給料が上がるのかわからない!昇級試験のある会社や休職中の人も
アンケートの結果、「わからない」と答えた人が四番目になりました。
会社によっては昇級試験結果が給料に反映されるところもあるようです。ただし、受験機会が不定期の場合は、昇給の目途が立たないのではないでしょうか。給料など大切なことは幹部以外には把握が難しいかもしれません。休職中の人から寄せられた、給与額が確定するまで不安との意見にもうなずけました。
給料の金額がどう変わるのか気になりますが、こちらの回答者の中には、昇給を期待する人が含まれている点にも注目されます。給料の額がどうなるか心配ですが、少しでもプラスに考えたほうがよいかもしれませんね。
副業で注目の不動産投資!これを機に情報収集をおすすめ
アンケートの結果、給料は現状維持と予想した人が最も多く、全体の半数近くを占めることがわかりました。中には、昇給なしと言われた人もいるようです。今よりも上がりそうと答えた人の勤務先は、定期昇給があるなどの理由から、経営が安定している様子がうかがえます。もちろん、給料額には個人の成績などが反映される点も見逃せませんね。
給与所得者の副業が注目されている時代です。その1つ、不動産投資は思ったよりも身近な存在であり、関心を持つ人も少なくありません。どのような方法で行うのか気になる人は、これを機に不動産投資情報の収集をおすすめします。
■調査地域:全国
■調査対象:【職業】正社員 公務員 派遣社員
■調査期間:2017年02月02日〜2017年02月16日
■有効回答数:100サンプル
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